プロフィール


 10代のころから「健康」に携わる仕事に興味を持ち、ご縁により香港返還の1997年から北京オリンピックの前年2007年まで中国の北京中医薬大学に留学し鍼灸を学びました。

 留学中は中日友好医院の鍼灸科にて実習を行い、大規模な総合病院内に鍼灸の診療科があり、さまざまな難病に対して鍼灸が活躍している現場に大きな驚きと感動をおぼえました。

 本院では「こんな症状にも鍼灸は効くんだ!」という驚きや感動を知っていただき、地域の皆様が安心して健康的な生活を送れるよう心や身体の不調を取り除くお手伝いをします。


【経歴】

1978年 岡山生まれ

2004年 北京中医薬大学 針灸推掌系本科卒業 学士号授受

2007年 北京中医薬大学 針灸推掌系修士課程卒業 修士号授受

2011年 朝日医療専門学校 鍼灸学科卒業 

                はり師(第153684)きゅう師(第153403)取得

2011~13年 県内鍼灸院の責任者として勤務

2013~18年 鈴鹿医療科学大学 東洋医学研究所助手として研究・臨床に従事

2018年 岡山に戻り本院を開業

 

 

研究業績


 2013年より5年間、三重県の大学の研究所に勤務し鍼灸をはじめとした東洋医学の現代医学的研究を行いました。主に鍼灸によるうつ病治療を目的として、近赤外分光装置(fNIRS : functional near-infrared spectroscopy)を用いて鍼灸療法が脳機能に及ぼす影響の研究を行っていました。また「心身一如」の考えに基づき東洋医学的体質と不安障害の関連性についてさまざまな研究を行いました。

  • 「思考および集中力の減退に対する前額部酸素化ヘモグロビンの変化量と東洋医学による考察」2014年 第63回全日本鍼灸学会学術大会
  • 「特性不安と東洋医学的身体状況の関連に関する検討」2015年 第64回全日本鍼灸学会学術大会
  • ハンドジェル製剤塗布ハンドマッサージによる前頭前野領域の脳賦活および自律神経機能への影響の検討 2015年 27回 日本脳循環代謝学会
  • 和漢診療学問診票を用いた性別による体質の特徴の検討 2015年 全日本鍼灸師会 第33回中部支部学術集会 11
  • 特性不安と東洋医学的身体状況の関連性~第2報~ 2016年 65回 全日本鍼灸学会学術大会
  • 中医体質分類票の有用性の検討 2016年 WFAS Tokyo/Tsukuba 2016
  • 日本語版中医体質分類票の妥当性の検証 2016年 第66回全日本鍼灸学会学術大会